いつものコーヒー豆の値上がりがすごくて驚いた…みなさんも感じてませんか?
体感で1.5倍くらいの価格でしょうか。
毎日のコーヒータイムは、私たちにとって欠かせない大切な時間。それなのに、最近の物価高や円安で、お気に入りのコーヒー豆もどんどん手が届きにくくなっていますよね。
値上げの波が押し寄せる中でも、「美味しいコーヒーを、賢く、安く」楽しむためのすぐに実践できる方法を、ご紹介します。
目次
なぜコーヒー豆は値上がりしているの?現状をチェック
最近、スーパーやコーヒーショップで「あれ?コーヒー豆がすげー高くなったな」と感じていませんか?実は、世界的にコーヒー豆の価格が高騰しているんです。その背景には、主に3つの大きな理由があります。
1つ目は「気候変動」です。
世界の半分以上を占めている最大のコーヒー豆生産国であるブラジルでは、近年、霜害や干ばつが頻繁に発生しています。これにより、コーヒー豆の収穫量が激減し、市場に出回る量が少なくなって価格が上がっているのです。
2つ目は「円安」です。
日本はコーヒー豆のほとんどを海外から輸入しています。海外の生産者から見れば、同じ値段で売っていても、円安が進むと私たち日本人はより多くのお金を払わなければなりません。これが、国内での値上がりの大きな原因の一つとなっています。
3つ目は「物流コストの高騰」です。
世界的なコンテナ不足や燃料費の高騰により、コーヒー豆を運ぶための費用も上がっています。輸送コストが上がれば、当然、最終的な商品の価格にも反映されるというわけです。
今すぐできる!賢くコーヒー豆を買うための4つの方法
オンラインストアの定期購入を活用する
オンラインのコーヒー豆専門店は、実店舗よりも品揃えが豊富で、セールも頻繁に行っていることが多いです。私が利用しているショップは、2Kgで4900円でブレンドコーヒーの豆が購入できます。私が見つけた中で、最安値の単価です。
しかし、鮮度も重要なコーヒーはまとめ買いができないのが難点。2㎏もすぐに消費できないよって人がほとんどかと思います。
そこで利用するのは、定期購入です。使う量が一定であれば、あなたの消費量にあった量を定期的に届けてもらう事ができます。多くのショップでは定期購入を申し込むと、毎回割引価格で購入できるサービスを提供していることも多いので要チェックです。
専門店で賢く!「お試しセット」や「わけあり豆」を狙う
お気に入りのコーヒーショップや専門店でも、お得に豆を買うチャンスはあります。
多くの専門店では、様々な種類の豆を少しずつ試せる「お試しセット」を販売しています。これは少量ずつパックになっているため、色々な豆を試せるだけでなく、通常よりも割安な価格で提供されていることが多いです。
また、形が不揃いだったり、少し欠けていたりする「わけあり豆」を販売しているお店もあります。味や香りは通常品とほとんど変わらないのに、安価で購入できるので、見つけたらラッキーです。ただし、良質なコーヒーをこだわりで販売している店では、プライドを持ってやっていることも多く「わけあり豆はありますか?」などと聞かない方が良いでしょう。
焙煎したてを安く!生豆から自分で焙煎する方法
「少しでも安く、そして一番美味しい状態でコーヒーを飲みたい!」という方には、生豆(なままめ)から自分で焙煎する方法もおすすめです。
生豆は焙煎された豆よりも若干安価に手に入ります。さらに、焙煎したての豆は香りが格段に良く、最高の状態でコーヒーを楽しめます。コーヒーを美味しく飲む「3タテ:煎りたて、挽きたて、淹れたて」を自宅で楽しむには、自家焙煎でしか達成できません。
「自分で焙煎なんて難しそう…」と思うかもしれませんが、フライパン一つで簡単にできる方法もあります。慣れてきたら、専用の焙煎機を使ってみるのも楽しいですよ。
実際は、価格的な話では大きな値引きにはなりませんが、この方法なら、値上がりの影響を最小限に、そして焙煎という+αの楽しみで、最高のコーヒー体験を味わうことができます。
ふるさと納税で賢く!有名店のコーヒーを味わえる方法
日用品や消耗品をかしこく節約するのに、ふるさと納税を使わない手はありません。
コーヒー豆はもちろん日本ではほとんど生産されていませんが、全国の有名コーヒーショップが自慢のブレンド豆を返礼品として出しています。いつも飲むコーヒーから、スペシャリティーコーヒー、珍しい豆や高級産地の豆など、また違った選び方ができるのもふるさと納税ならではの楽しみ方になるでしょう。
まとめ
コーヒー豆の値上がりに関する背景と、4つの賢い購入方法をご紹介しました。
どれも少しの工夫で、コーヒーにかける費用を抑えながら、より豊かなコーヒーライフを送るための方法です。
ぜひあなたにぴったりの方法を見つけて、これからも変わらず美味しい一杯を楽しんでください。
素敵なコーヒータイムを!