常識を覆す進化系ボードゲーム
「ゴブレットゴブラーズ」
単純なルールでいて、
細心の注意を払いながら頭をフル回転させる奥深さ。
目次
「三目並べ」から「ゴブレットゴブラーズ」へ:ルールはシンプル、戦略は奥深い!
誰もが一度は遊んだことのある三目並べ。
縦・横・斜め
のいずれかに自分のマークを3つ並べたら勝ち、
というシンプルなルールですが、
大人になると、
あっという間に引き分けになってしまい、
少し物足りなく感じると思います。
そんな三目並べに革命を起こしたのが、
ゴブレットゴブラーズです。
このゲームの最大の特徴は、
大小3種類のコマ(ゴブラー)を使うこと。
そして小さいコマを大きいコマで
「食べること(覆いかぶせる)」
ができるのです!
これによって、盤面の状況は刻々と変化し、
一瞬たりとも目が離せません。
ルールは驚くほどシンプルなのに、
戦略の幅が広く、
子供とも対等にできるのです!
【初心者向け】ゴブレットゴブラーズの遊び方!
ゴブレットゴブラーズの遊び方はとても簡単です。
- 自分の色のコマ(ゴブラー)を
大中小各3個、合計9個持ちます。 - 順番に、手持ちのコマを空いているマスに置くか、
すでに置いてある小さいコマを
自分の大きいコマで
「食べる(被せる)」ことができます。 - コマを置いたことで、
縦・横・斜めのいずれかに
自分のコマを3つ並べたら勝ち!
これだけです。
たったこれだけのルールですが、
相手のコマを隠してしまったり、
逆に隠されたコマを開いたりといった、
奥深い駆け引きが楽しめます。
ゴブレットゴブラーズはなぜ「凄い」のか?
従来の三目並べにはない3つの戦略ポイント
- 「隠す」戦略:
大きいコマで相手のコマを覆い隠すことで、
相手のリーチを妨害したり、
盤面の情報を隠蔽することができます。 - 「読み解く」戦略:
相手が置いたコマの下に
何が隠れているのかを覚えておく能力が求められます。
この「隠した情報」をいかに戦略で使うかが
勝敗を分けます。 - 「解放する」戦略:
自分のコマが置かれたマスから、
あえてコマを動かすことで、
新たな手筋を生み出すことができます。
これにより、
一度は負けが決まったかのように見えても、
一発逆転を狙うことが可能です。
ゴブレットゴブラーズが育む「論理的思考力」と「空間認識能力」
相手の動きを予測し、
自分の手をどう打つべきか考えることで、
論理的思考力が自然と養われます。
また、
どのコマをどこに動かせばよいかを考える過程で、
空間認識能力も鍛えられます。
シンプルながらも思考力を要するこのゲームは、
遊びながら学べる理想的な教材と言えるでしょう。
そういった意味で、
子供と大人が対等にゲームができるのも、
子供の興味を引くところなのでしょう。
「ただの〇×ゲーム」
と侮るなかれ、
ゴブレットゴブラーズには、
子供から大人まで夢中にさせる
奥深い魅力が詰まっています。
手軽に始められるシンプルさ、
そして何度でも遊びたくなる戦略性。
デジタルゲームが溢れる現代において、
人と人との対話が生まれる
アナログなボードゲームの楽しさを、
ぜひこのゴブレットゴブラーズで
再発見してみてください。

