最近、美容や健康に関心のある方々の間で
話題の「サジー」
SNSや雑誌で
その名前を目にすることも増え、
気になっている方も
多いのではないでしょうか?
目 次
サジーの魅力:知っておきたい豊富な「栄養成分」
サジーには、
私たちの体が喜ぶ
100種類以上の豊富な栄養成分
が含まれていることで知られています。
特に注目すべきは、
ビタミンA、C、Eといった成分が
豊富に含まれている点です。
含まれるビタミンCはレモンの約9倍、
ビタミンAはプルーンの約22倍とも言われています。
これらのビタミンに加え、
体内で生成できない必須アミノ酸や、
ポリフェノール、食物繊維も含まれています。
日々の食事で不足しがちな栄養素を
手軽に補給できることから、
多くの方に注目されているのです。
サジーをもっと美味しく:おすすめの飲み方3選
サジーは栄養豊富ですが、
独特の強い酸味に
苦手意識を持つ方も少なくありません。
しかし、飲み方を工夫することで、
驚くほど美味しく続けられます。
美味しく続けるためのおすすめな活用法をご紹介!
- ジュース割り:
特にりんごジュースやオレンジジュースで割ると、サジーの酸味がまろやかになり、フルーティーな味わいに変わります。 - ヨーグルトにかける:
サジーの酸味とヨーグルトの酸味が相性抜群。朝食やデザート感覚で手軽に栄養をプラスできます。 - サジースカッシュ:
炭酸水で割ってハチミツを加える方法。爽やかなドリンクとして、気分転換にもぴったりです。
おうちでサジー:苗から栽培に挑戦!育て方から収穫のコツ
サジーの木は乾燥や寒さに強く、
実は比較的育てやすい植物です。
ご自宅での栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。
栽培に挑戦する際は、
まず苗の準備から始めましょう。
サジーは雌雄異株(しゆういしゅ)なので、
実を収穫するには
雄株と雌株の両方
を近くに植える必要があります。
日当たりが良く、風通しの良い場所
を選んで植え付けましょう。
水やりは、
土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。
肥料は植え付け時と、
年に2回程度で十分です。
収穫時期は一般的に秋頃。
黄色やオレンジ色に熟した実を
枝ごとハサミで切り取ります。
収穫した実は冷凍保存すると長く楽しめるようです。
世界で愛される:スーパーフルーツ「サジー」の歴史
サジーは、
アジアやヨーロッパの寒冷地に自生する植物で、
その歴史は非常に古いものです。
その栄養価の高さから、
古くから食料や生活の知恵として活用されてきました。
日本で「サジー」と呼ばれるこの植物ですが、
世界ではさまざまな呼び名があります。
- 英語圏では「シーバックソーン(sea buckthorn)」
- 中国語では「沙棘(シャーチー)」
- フィンランドでは「トゥルニ」
シーバックソーンは
「海のバックソーン(棘のある木)」
という意味で、
海岸沿いに自生していたことに
由来すると言われています。
中国ではモンゴル帝国の時代から
利用されていたという記録も残っており、
世界各地で古くから人々の食生活を支えてきた
スーパーフルーツなのです。
本質:サジーを飲む人の自己への「只管打坐(しかんたざ)」≫
禅の修行に「只管打坐(ただひたすら座る)」という言葉があります。
これは、何かを求めたり、
結果を期待したりせず、
ただひたすら坐禅そのものに徹することです。
サジーを飲むという行為は、この「只管打坐」の精神に通じるものがあります。
- 飲むことへの集中
サジーの強い酸味は、飲み手に対し、意識を「今、口の中にあるもの」に集中させます。それは、他の雑念を払い、「この瞬間、自分の体に必要なものを取り入れている」という行為そのものに意識を向ける禅的な集中です。 - 結果への執着を手放す
サジーを飲む人は、サプリメントのように特定の成分を補給する功利的な目的だけではなく、「体によいものを取り入れている」という日々の実践を重視しています。 これは、「やること(飲むこと)」そのものに価値を見出し、すぐに目に見える結果(ゲイン)に執着しない、禅の「ルーズ(失う・手放す)」の精神に通じます。 - あるがままを受け入れる
サジーの酸味は、時に飲みにくく感じられることもあります。しかし、それをそのまま受け入れ、他の飲み物で割るなどして工夫し、生活に取り入れる姿勢は、
不完全さを含めた「あるがまま」を認め、調和して生きようとする禅の教えに通じます。 健康や美容という心の波立ち(悩み、欲)
に振り回されるのではなく、サジーという自然の恵みを通じて、
心の本質である「いのちそのもの」
を養おうとする、自己への丁寧な気づきがそこにはあります。
つまり、サジーを飲む人は、その行為を通じて、心身の調和を目指し、日々の生活の中に「禅」を実践しているとも言えるでしょう。彼らは、サジーという「道具」を使って、自己の健康という本質に静かに向き合っているのです。


